このお祭りは、よさこいチーム『GOSENいずみ』が中心となって開催するお祭りです。GOSENいずみは、地域の知的障害者更生施設「いずみの里」を練習の場としてお借りしてきました。
 そんな縁で、いずみの里の利用者のみなさんと交流する機会がたくさんありました。そのような交流の中で利用者のみなさんは私たちの予想以上に楽しそうに体を動かしたり一生懸命踊ったりしてくださいました。 また、施設職員のみなさんからも、「○○さんがこんなに楽しそうに踊っているなんて・・・。」という驚きや喜びの声をたくさんいただきました。

そのように喜んでいただけるというのは、私たちにとっても喜びでしたが、私たちの踊りにも自分たちにも予想していなかった変化が表れました。それは、利用者のみなさんと一緒に踊っていると、自然と笑顔になれるということでした。無理な作り笑いでなく、自然な笑顔。その笑顔は、そのまま交流の場以外での演舞にもつながっていきました。
 みんなが心をひとつにして踊ることで、障がいのあるなしに関わりなく、同じ人間として心の交流ができるようにも感じました。

一緒に踊ることで、私たちが感じたこのような思いを、もっともっとたくさんの人にも感じてもらえるのではないか。という私たちの考えは、「知的障がいをもつ人が自然に受け入れられる社会が理想」といういずみの里の考え方とも共通するものでした。 「それなら、みんなが交流を深めることのできる祭りを作ろう!」私たちの中で芽生えた思いは、少しずつ大きくなっていきました。

「りん」は、私たちが初めて利用者のみなさんと一緒に踊ったときに、みなさんに持ってもらった鈴の音のイメージ、そして一つになる輪のイメージです。 「しゃん」は、よさこいにはつきものの鳴子の音。

今年も、参加者みんな手に手をとって、笑顔で輪を広げることのできる祭りをめざして・・・


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